ソルブレのビーアッシャー BLセットを使ってみた感想と評価

ソルブレのB-USHER(ビーアッシャー)を使ってみました。

風が強くて思い通りに仕掛けが入らない時ってありますよね。

風に加えて潮がグチャグチャしてて、さらにどうして良いか分からなくなったり。

沖磯なんかである程度狙いを変えられる状況なら良いんですが、堤防やテトラで人が多いと場所を移るのもタイヘン。

そんなときは2段ウキに頼ってしまうことが多いんですが、、、よく釣れるんですよね、2段ウキって。

そんな初心者の味方、2段ウキなんですが、高級ウキのソルブレの製品が気になったので試してみました。

ソルブレが2段ウキ?

ソルブレのイメージは、値段が高く品質も良い。

釣り歴の長い人が使ってる「ウキのエルメス」的なイメージです。笑

どちらかというとあまり初心者向けでは無く、上級者のニッチを満たすような「ものづくり」が伝わってくるメーカーです。

そんなソルブレが2段ウキセットを出しているので、ずっと気になってはいたんですよね。

ただ、「ソルブレ買うのにわざわざ2段ウキ選ばなくてもなぁ」というのもあったのですが、やっと使ってみることができました。

他社にはないB-Usher(ビーアッシャー)の3つのメリット

2段ウキのセット自体はメジャーどころでは、釣研やKizakuraからも出ているので目新しいモノではありません。

「他社の2段ウキと明確に何が違うの?」

と聞かれると難しいところだと思うんですが、個人的な意見では他社よりも値段が高いソルブレを選ぶメリットは3つ。

  • 高級感
  • 見やすさ
  • 耐久性

高級感

国産の桐材を使用したソルブレならではの高級感があります。笑

せっかくの釣りなので気分良く、テンションが上がるウキを使いたいですよね。

見やすさ

他社のアタリウキ+水中ウキの2段ウキセットよりも、水中浮きの視認性が良いです。

ドンと大きな水中ウキに発色性蛍光塗料を使用してあるので、晴れでも曇りでも、水中のカナリ下の方まで黄色いウキが確認しやすくなっています。

視認性が良いと、それまで見えなかった、

  • 潮の流れや速さ
  • 仕掛けの入り方

などを確認できるようになるので、仕掛けの調整がしやすくなって便利です。

耐久性

材質が木材で塗装がハゲにくくなっているで、長く使えます。

ソルブレの利点は長持ちすること。

気に入ったウキは岩や石に打ち付けたり擦ったりして、すぐにボロボロになってしまうのですが何度も買い換えるのってイヤですよね。

なので、個人的にはできるだけ長く使える良いモノを買うようにしています。

2段ウキは釣りが上手くならない

2段ウキってホントによく釣れるんです。

初心者の頃って、水の中で起きていることがちゃんとイメージしきれないので、魚を掛けることが難しいですよね。

  • 潮の流れやスピード
  • ハリスや道糸の張り
  • ツケ餌の場所
  • 撒き餌との同調

自然の風や潮、波ががめまぐるしく変わる中でこれらの要素をちゃんとやっていかないと魚は掛かりません。

経験を重ねることでこういった要素をパズルのように組み合わせて行く事ができるようになっていきます。

なのですが、どうしても波がうねっていたり風が強かったり、複雑な潮の中ではイメージしきれず、魚を掛けられないことが多くなってしまいます。

2段ウキはこういった要素を助けてくれるウキ。

だから、2段ウキに変えただけで釣れてしまうことがよくあるんです。

逆に言えば、よく分からないまま釣れてしまう事もあるので、釣りが上達しないとも言えますね。笑

14種類のB-Usherの選び方

B-Usherの組み合わせは分かりやすくなっています。

コレに、オレンジのアタリウキの形状が2タイプあり、ボトムロックがかかるBLタイプ、もしくはストレートタイプのSTタイプのいずれかが選べます。

2種類のアタリウキ

STとBLはどちら?

アタリウキのボトムロックタイプは他社にはないので、僕はBLタイプを選択してみました。

ボトムがΦ0.8mmとかなり絞り込んであるので、かなりソリッドに反応します。

シモリなしで浮き止めのみでの動きについては、もう少し使い込まないとわからないかな、という印象です。

STタイプはΦ2mmのストレートタイプなので、狙ったポイントとタナにストンと落とすイメージで使えると思っています。

G5から5Bまではどれを選ぶ?

個人的には、エサ取りをかわすために重めの水中浮きを中層に入れたかったので-2B/2Bを選択してみました。

波風が強くても仕掛けがグングン入り、糸落ちも良くスルッスルです。

もう少し凪ぎ〜上層用に-G2/G2も持っておきたいなと思っていますが、夏場の沖堤などエサ取りが多く深場のシチュエーションで-5B/5Bで大物を狙ってみたいと妄想が膨らみます。笑

B-USHERが見えない海の中を教えてくれる

B-Usherを使う状況としては、波風が強く、餌だけがなくなるのを繰り返している時が多くなります。

つまり、「何が起こっているか分からない時」ですね。

通い慣れた釣り場であればある程度予測ができる事もあるかもしれませんが、

  • はじめての場所
  • 波風潮の悪天候

といった状況では、思い通りに釣れない事がほとんど。

そんな時にB-Usherを使うと

  • 2枚潮
  • 見えない水中の流れ
  • 魚の居るタナ

といった状況を把握できる手掛かりがつかめるようになりますね。

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Picture of テツタロウ

テツタロウ

齢40才を過ぎてから突然釣りにハマる。知り合いも友達もいないので、ひとりでなんとか釣りができるようになるためにネットとYoutubeで夜な夜な6年ほど独学で楽しんでいる。3児の父。

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