堤防やテトラ、地磯からの釣りには「根ズレ」がつきもの。
場所によっては根ズレがしずらい所もあるのですが、大物が掛かる所に限って根ズレポイントなんですよね。
せっかく掛かった大物が根ズレでハリスがプチプチ切れてしまうのでハリスを太くする。
ハリスを太くすると今度は喰わなくなると、、、。
「細くて丈夫で切れないハリスって無いの!?」
ということで調査と検証をしてみたところ、評判も結果もコレが一番でした。
シーガーグランドマックスFX
ハリス業界のパイオニアでもあるクレハ株式会社のハリス。
同社のハリスの中でも最も人気と実力がある製品がグランドマックスFXです。
0.3号から10号までのラインナップがあります。
グランドマックス(FXが無い方)と同じような性質なのですが、特殊処理を施すことでしなやかさを加えたハリスです。
シーガーグランドマックスFXが良い理由
シーガーグランドマックスは
- 強さ
- しなやかさ
の両方を兼ね備えたハリス。
特に、これまでの釣行で根ズレに対して強烈な耐久性を実証してくれているので、今ではエースハリスとして使っています。
とうのも、これまで、根ズレ対策でどうしてもハリスを太くする必要が多かったので、食いが悪くなる、いわゆる「見切られ」ことがよくあったんです。
「4号だと喰わないけど3号なら喰う」「3号だと喰わないけど2号なら喰う」といった状況ですね。
ところが、グランドマックスFXの根ズレへの強さは、実質的にハリスを0.5-1号落とすことができるようになるので、
- 喰わせられる
- 切られない
という、今までできなかった釣りができるようになました。
他のハリスに対してグランドマックスFXを使うようになったポイントは大きく分けて4つ。
- 根ズレに強い
- しなやか
- 引っ張り強度が強い
- 評判が良い
根ズレでボロボロになっても切れないハリス
根がある場所では、ハリスの直線強度や結束強度ってあまり関係がありません。
3号であろうが4号であろうが、ラインが張った状態で潜られれば一瞬で「プチッ」と切れてしまいます。
グランドマックスFXが不思議なのは、ラインがズルズルの状態でも上がってくるんです。
「よく、こんな状態で切れずに上がってきたな、、、。」
という事がよくあります。
ハリスが幾重にもササクレになっている事もありますし、魚の歯でガリガリにされているにも関わらず、なぜか切れずに上がってくる事が多いんです。
とはいっても、今まで使っていたハリスも悪いモノではなく、トルネードVハード(サンライン)など、比較的根ズレに強いと言われているハリスを使ってきてます。
品質や細かい技術の事はよく分かりませんが、今まで他のハリスだと切れていたのが、グランドマックスFXでは魚が上がってくるようになっているので、体感として他のハリスよりも強いと感じています。
しなやかでなじみが良い
強いからワイヤーのようにガチガチなのかというと、全くそんなこともありません。
むしろしっとりしなやかに潮に馴染んでいく感じで使う事ができます。
なので、食いが悪くなったり操作がしづらくなったという印象は一切感じません。
引っ張り強度も強い
直線強度自体もかなり強いです。
同じ2号くらいのハリスで根掛かりをすると、他のハリスに比べて切るのにかなり力が必要です。
今までは素手で道糸をクルクルっと巻き取って引っ張れば切れたのが、同じような感覚でやるとハリスを切りきれずに手が痛くなってしまうほど。
グローブを付けた状態で引っ張らないと切るのが大変なくらいです。
評判が良い
リサーチしてみるとわかるのですが、一般ユーザーや購入者の評判がすこぶる良いハリスです。
実質、ナンバーワンクラスのハリスだと思います。
実際に使ってみても
- 根ズレへの強さ
- 引っ張りに対する強さ
- 使いやすさ
がすぐに体感できると思います。