竿やロッドを買うと次に欲しくなるのがロッドケース。
中でも、衝撃による破損を防ぎたいとか、飛行機や船にガンガン乗せても大丈夫なロッドケースを探していくと、ハードタイプのロッドケースが欲しくなります。
そこで、大事な竿を破損やキズから守れるハードタイプのロッドケースを紹介します。
おすすめNO1は、アブガルシアの「セミハードロックケース2」 。
アブガルシア セミハードロッドケース2
- (約)長さ170cm x 巾10cm x 奥行き8cm(仕舞寸法165cmまで)
- 色: ブラック
- サイズ: 本体色
セミハードロッドケース2は最も万能に使えるハードロッドケース。
普段使いにはピッタリのロッドケースで、竿やロッドを傷から守ったり、不注意による破損が不安な人におすすめ。
シンプルなデザインと汎用性、コスパの良さを考えるととりあえず一つ買っておいても良いかなと思えるバランスの良さがあります。
セミハードロッドケース2はパックロッドから10’6″まで計12種類のサイズバリエーションがあり、手持ちの竿にジャストサイズのケースが選べます。
また、デザインがシンプルでスマートなので、「The・釣り」といった感じが全くありません。
フルオープン仕様なので竿の出し入れもしやすくなっており、内部にはマジックテープのベルトがあるのでしっかりと竿を固定することができます。
空きスペースに小物を収納することもできます。
ダイワライトロッドケース(C)
- カラー:ブラック
- 本体外寸(cm):約17×11×190
- 自重(kg):約2.7
- 素材:PVC
- ※竿のグリップ形状、ガイド形状によっては収納できない場合があります。
ダイワライトロッドケース(C)は飛行機でも船でも安心して使えるハードロッドケース。
ファスナーを含む全面が高剛性のハードボードなので内部の竿をしっかり守ってくれます。
アブガルシア セミハードロッドケース2と比べるとしっかり感があり、より「釣り人感」があります。
PVC素材は同社の最上位モデルにも使われている素材と同じなので、ぱっと見の高級感があるのもgoodです。
ラウンドエアーロッドケース
- 外寸直径:11.5cm
- 外寸長さ:最小88cm~最長153cm
- 内寸直径:8.4cm
- 内寸長さ:最小83.5cm~最長148cm
- 高密度ポリエチレン(HDPE)
ラウンドエアーロッドケースは安全性が高くコスパに優れたハードロッドケース。
筒状のケースは大きさが若干異なるものを組み合わせてあり、スライドすることで約40%ほど長さを拡張することができます。
2本の異なるサイズの竿を収納したり、手持ちの竿の長さにピッタリの長さで持ち運べます。
高密度ポリエチレンを使用したケースは非常に固く、そして丈夫です。
また、非常に軽量なので、釣り座までの道のりがタイヘンだったり、移動距離が長い場合には非常に助かります。
余計なものが付属していない分価格が非常にリーズナブルなので、裸で竿を持つくらいならコレに入れておくのがおすすめです。
おすすめハードロッドケース一覧
なぜハードロッドケースが必要なのか?
ハードロッドケースはロッドケースに硬化プラスチックなどの固い素材を利用して作られているロッドケース。
例をあげるなら、配管などに使われている塩ビパイプと同じような素材。
なので、外部からの衝撃に強く作られています。
一般的な釣り竿の素材は主にカーボン(炭素繊維)。
キャストや魚とのやりとりで非常に大きな力がかかるので、
竿にキズがついてしまうとキズがついた部分からポッキリ折れてしまうこともよくあります。
飛行機や船では荷物としてボンボン放り投げられるので、外部からの衝撃をできる限り減らして竿を守れるロッドケースが必要です。
また、車やバイク、自転車での移動でも、竿の扱い方によっては振動や衝撃でキズが付くことがあるので、やはりロッドケースは重要です。
ハードロッドケースが必要な人
ハードロッドケースが必要なのは、竿の破損にビクビクせずに、安心して釣りをやりたい人。
釣りをするためには釣り場まで移動する必要があります。
車でもバイクでも、飛行機でも船でも徒歩でも、移動の際に大事に竿を手に持っておくことはできません。
落としたりぶつけたりしてしまうことを考えると、竿を安心して守れるハードロッドケースが安心です。
ハードロッドケースの選び方
ハードロッドケースは以下の基準で選定をしています。
耐衝撃性
ハードロッドケースの仕事は「竿を破損や傷から守ること」
傷から竿を守る事だけに気を付けるなら、布生地のケースでOKなんですが、移動の際に竿を不意に落としてしまったり船や飛行機であれば自分以外の人がケースを放り投げることもあります。
そこで、万が一のトラブルでも大丈夫なように、丈夫な素材を使用している衝撃に強いモデルを選択しています。
コストパフォーマンス
釣りは多くの道具が必要で、移動やエサ(ルアー)などいろいろと出費がかさみます。
そこで、竿を守るという視点でできる限りコストを抑えられるモデルを選択しています。
デザイン
いくら衝撃に強いといっても、カッコ悪いロッドケースはイヤだと思います。
なので、竿がピッタリ収まるように細かい長さ設定のあり、シンプルで飽きの来ないデザインのハードロッドケースを選択しています。
収納性
荷物が多くなる釣りでは手持ちの荷物を少しでも減らしたい所です。
なので、少ないスペースでもうまく活用できるように、収納に優れたモデルを選択しています。
ハードロッドケースおすすめ6選!
アブガルシア セミハードロッドケース2
- (約)長さ170cm x 巾10cm x 奥行き8cm(仕舞寸法165cmまで)
- 色: ブラック
- サイズ: 本体色
最もおすすめなのは、アブガルシア セミハードロッドケース2。
デザインがシンプルでカッコ良く、そしてコスパが高いのが理由です。
3本まで収納できるワイドタイプのこのケースは収納力が高く、サイズ刻みが細かいのでジャストサイズのモデルを選択できます。
ワイドタイプになっているため、ちょっとした小物ケースやレインジャケットを入れておくこともできます。
見た目の「いかにも釣り人!」といった感じが無いので、センスの良さが見えるのがメリット。
普段使いの範囲での移動を考えると耐衝撃性よりも重量の方がメリットが多いことが多く、
- できる限り竿を守る
- 移動の際の重量を減らす
といったバランスが非常に良く、汎用性の高いロッドケースです。
アブガルシア セミハードロッドケース2のデメリット
セミハードロッドケース2の素材に使われている材質はポリエステル。
そのため、重量が軽くなる反面、強度に若干不安が残ります。
ロッドケースを不意に落としてしまったり、渡船や釣り船で少々雑に扱われても大丈夫ではありますが、上から重量がかかって潰れてしまう可能性がある飛行機のような状況では竿が破損してしまう不安が残ります。
とはいえ、普段の釣りでは飛行機よりも車やバイク、徒歩での移動が多くなるので、普段使いの万能ロッドケースとして使いやすいことには変わりありません。
ダイワ ライトロッドケース(C)
- カラー:ブラック
- 本体外寸(cm):約17×11×190
- 自重(kg):約2.7
- 素材:PVC
- ※竿のグリップ形状、ガイド形状によっては収納できない場合があります。
ダイワ ライトロッドケース(C)がおすすめな理由は、剛性の高いボディ。
ケースを実際にさわってみると一発で分かるほど、固く、しっかりと作られていて、間違いなく竿をガッチリと守ってくるロッドケースです。
ロッドケース全面にハードボードが内蔵されているので、上から潰される飛行機のような状況でも使う事ができます。
PVC表面素材は水や汚れに強く、帰宅後にウェットティッシュで拭くだけでカンタンに掃除ができるので使用後に部屋や押し入れに入れておくのも安心。
脱着可能なショルダーベルトと本体に直付けのハンドルのどちらでも利用できる2WAY仕様になっているので持ち運びにもストレスがありません。
潮や風にさらされるロッドケースではファスナー部分が固着して空かなくなってしまうこともしばしばあるので、塩ガミに強い大型ファスナーを採用していることで長く使う事ができます。
ラウンドエアーロッドケース
- 外寸直径:11.5cm
- 外寸長さ:最小88cm~最長153cm
- 内寸直径:8.4cm
- 内寸長さ:最小83.5cm~最長148cm
- 高密度ポリエチレン(HDPE)
ラウンドエアーロッドケースがおすすめなのはコスパと軽さ。
高密度ポリエチレンで作られているラウンドエアーロッドケースは強く固く、軽い。
内寸は61.5cmから177cmまで対応できるので、ほとんどの竿は収納可能です。
また、自重はモデルによって0.45kgから2.5kg。
一般的なメインサイズのモデルは1.1kgとペットボトル2本分程度しかなく、道具が多くなる釣りでは軽いのは助かります。
飛行機に乗せるのにも全く心配ないくらいの固さがあるので、遠征や出張のお供にはピッタリ。
一方、造りはかなりシンプルなので、見た目に関しては好みが分かれるところです。
仮に普段使いに使わないとしても、保存用や飛行機の移動用に持っておきたい一本です。
ダイワ セミハードロッドケース(D)
- カラー:レッド
- 本体外寸(cm):約25×22×138
- 自重(kg):約2.6
- 素材:PVC
- ※Rはリールインタイプ、RWはワイド・リールインタイプです。
ダイワ セミハードロッドケース(D)は、ダイワ ライトロッドケース(C)にリールやタモが入れられるモデル。
磯や堤防での釣りではこの形のロッドケースが便利です。
タモやリール、杓や玉の柄を1か所にまとめることができて、予備の竿やエギング、ルアー竿なども入れておくことができる容量があるからです。
また、容量の大きなワイドタイプのモデルもあるので道具が多い釣りのでは手荷物の個数が減らせます。
ダイワの磯/堤防用のロッドケースはたくさんありますが、最上位モデルでも若干耐熱性が高く比重が小さいポリプロピレンを使用していますが、強度や機能性はさほど変わりません。
磯や防波堤の釣りが多い釣りのエントリーモデルとしてはコスパの高いおすすめの一品です。
Lixada 釣り用ロッドケース
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Lixada 釣り用ロッドケースは大容量のオールインワンバッグ。
おすすめなのは竿を3-4本入れられる収納力だけでなく、折りたたみが可能な生地であること。
家や部屋に大きなハードロッドケースを置いておく場所がなかったりする場合には畳めるバッグは重宝します。
折りたたみができる布系の素材で、衝撃に強い固いプラ系の素材ではありません。
その分、どうしても衝撃や荷重には弱くなってしまいますが、素材がテントなどで使われる420Dオックスフォードの生地なので防水、耐久性はバッチリです。
PROX グラヴィス スーパースリムロッドケース
- サイズ:160cm(内寸:159cm)
- カラー:ブラック
- 自重:約1.2kg
- ボトムカップサイズ:95mm(外寸)
- 材質:表生地:PVC 裏生地:ポリエステル 底:PE
グラヴィス スーパースリムロッドケースは長くて軽いハードロッドケース。
ダイワ ライトロッドケース(C)を軽くしたしたようなケースです。
軽くても素材はダイワ ライトロッドケース(C)同様PVCで作られていて、丈夫で軽いハードロッドケース。
ダイワやシマノだと同じスペック、クオリティーの製品で1.5-2倍の価格なので割安でコスパが高い良品です。
安いとはいっても見た目もシンプルでスマート。
カーボン調の生地になっているので、見た目の高級感もgoodです。
内寸は139cm,159 cm,179 cmと長尺3モデルとなっているので、長くて軽いハードロッドケースを探している人にはおすすめです。
まとめ
ロッドケースは電化製品などと違って、仕様やデザインが大きく変更されることはありません。
利用用途にある程度合っていれば最低でも数年は使えるのがハードロッドケースの良いところでもあります。
アブガルシア セミハードロッドケース2はバランスが良く普段使いにピッタリのロッドケース。
飛行機に竿を持って行くようなことがあるならダイワ ライトロッドケース(C)。
竿をしっかり守ってくれます。
飛行機で、さらにコスパを考えるならラウンドエアーロッドケース。
出張や遠征にはピッタリです。
ダイワ セミハードロッドケース(D)はリールインタイプなので、磯から防波堤まで楽しみたい人のエントリーモデルとしてはピッタリ。
PROX グラヴィス スーパースリムロッドケースは軽くて丈夫なロッドケースを探している人におすすめです。