長靴選びで大事なのは濡れないことと滑らないこと。
足が濡れてしまうとグチャグチャして気持ち悪いし、堤防やテトラで滑ればケガをします。
長靴をいうとゴムで足が蒸れてベタベタになってしまうイメージがあるかもしれませんが、最近の釣りの長靴は驚くほど優秀。
濡れない、滑らない、蒸れない、釣りのために考えれた長靴を紹介します。
おすすめナンバーワンは、ダイワのショートネオデッキブーツ DB-2410。
ダイワ ショートネオデッキブーツ DB-2410
- 船上専用ボートグリッパーソール搭載のデッキブーツシリーズ。
ダイワのDB-2410は汎用性の高い万能モデル。
軽さ、素材、ソール、そしてインソールと機能性が高く、どこでも使える長靴。
長靴を買おうと思っていて、まず最初にどれか一つ買うならコレがおすすめ。
まず、ショートタイプなので歩きやすくて、軽量特殊ゴムを使用しているので移動もラク。
また、踵側が低くカットされているので履きやすく、踵上部には出っ張りが付いている「キックオフ」形状なので脱ぎやすくなっています。
長靴は履くのも脱ぐのもタイヘンなイメージがありますが、DB-2410はブーツ感覚で使える長靴です。
また、インソールは3Dメッシュ構造になっているので通気性が良く、長時間の釣りで足汗でベタベタになりづらいのも助かります。
ダイワフィッシングブーツ FB-2400HVと迷う
実際にこのブーツを買おうと思って調べていくと、比較候補に出てくるのがFB-2400HV。
FB-2400HVはソールに日進ゴムのハイパーVソールが採用されている長靴です。
日進ゴムのハイパーVソールは異次元にグリップ性能が高いソールで、厨房や医療現場、高所作業の現場で使用されいてるソール(靴底のゴム)。
足場の悪い船のデッキやテトラで最強のグリップ力を発揮します。
濡れた船のデッキで思い切り踏ん張ったり、テトラを飛び回るのであれば、ワンランク上の製品であるFB-2400HVがおすすめ。
なのですが、堤防や公園、テトラでも飛び回るようなことがなければ、普通の長靴に比べればDB-2410でもグリップ力は十分です。
プロックス ショートブーツラジアルソール PX339
- サイズ:L
- 足サイズ:26~26.5cm
- つま先形状:中丸
- 底:ラジアル
PX339はリーズナブルに手に入れられる釣り用の長靴。
見た目や機能はそこまでこだわらないけど、最低限釣り専用でどこでも使える長靴がほしい、という人におすすめ。
釣りメーカーであるプロックスの長靴なので、ホームセンターで買うよりもはるかに釣りに適しています。
ラジアルソールなので砂浜から堤防、船、公園とオールマイティーな場所で使えます。
釣りにおすすめの長靴一覧
釣りに長靴が必要な理由
釣りに長靴が必要な理由は主に3つ。
- 濡れる
- 滑る
- 汚れる
順番に説明します。
濡れる – 長靴じゃないと靴が濡れる
スニーカーなど、布地の靴ではいくら履き心地が快適でも水に濡れてしまうと水が浸入してきます。
ベタベタに濡れた靴下ほど不快なものはありません。
長靴なら完全防水なので、水を気にすることなく足を快適に保ってくれます。
滑る – 長靴じゃないと滑る
防波堤やテトラで滑れば、目の粗いコンクリートでザックリと肉をえぐり取られてしまいます。
テンションが下がるだけでなく、釣り自体が台無しになる可能性さえあります。
釣り用の長靴はソールがしっかりと研究されていて、足場が不安定な船や、滑りやすい水に濡れた防波堤でもしっかりとグリップしてくれます。
汚れる – 長靴じゃないと汚れる
足下に気を付けていれば、水に濡れたり靴に水が染みこむようなことはないかもしれません。
とはいえ、釣りに行くと潮を被ったり釣り場までの移動などで、靴はとても汚れます。
長靴はゴム系の素材なので、水をバシャバシャかけて洗うだけですぐに汚れが落ちてしまいます。
釣りに長靴が必要な人
釣りで足下が水で濡れる状況が主に4つあります。
- 雨
- 潮
- 水たまり
- ぬかるみ
釣りは屋根のない屋外で何時間も過ごすアクティビティー。
特に海釣りだと、釣り場まで長い距離を移動したりのある車まですぐに戻れないといったことがあります。
そのため、水に濡れたり汚れたりしても大丈夫な靴を履いておくのが安全です。
とはいえ、ホームセンターで売っている長靴では滑りやすかったり、長時間履いていると足が蒸れてベタベタになってしまうのが難点。
そこで、釣りで快適に使える長靴を選ぶ必要があります。
釣りに向いている長靴の特徴は3つです。
- 足場が悪いところでも滑りにくい
- コンパクトに収められる
- 長時間履いていても足が蒸れない
釣り用の長靴の選び方
釣りにおすすめの長靴は、以下の基準から選定しています。
ソール
一般的な長靴との違いはソールの形状。
釣り用の長靴では、防波堤や船で滑りにくいソールパターンを採用しています。
長さ
長靴には大きく3種類の長さがあります。
ショート・ミディアム・ロング。
移動が多い場合はショートですが、水には濡れやすくなります。
水に濡れる機会が多いならロングが便利ですが、足首が固定されるのでしゃがんだり歩いたりしづらくなります。
おすすめの場所
釣りの長靴では船や防波堤、テトラや公園など、場所によって使いやすい長靴を作っています。
それぞれの釣り場に適した長靴を選ぶと、快適に釣りができます。
釣りにおすすめの長靴5選
ダイワ ショートネオデッキブーツ DB-2410
- 船上専用ボートグリッパーソール搭載のデッキブーツシリーズ。
デッキブーツとなっていますが、船はもちろん、防波堤や公園、テトラといった場所でも安心して釣りに集中できるショートタイプの万能長靴。
ショートタイプは歩きやすく、特殊特殊ゴムでさらに軽く作られているのがメリット。
履きやすい「ロールバックカット」、脱ぎやすい「キックオフ」など、使い勝手
がしっかり考えられているのもgood。
通気性が高い3Dメッシュのインソールなので、長時間歩いたり、踏ん張ったりしても足が蒸れにくくなっています。
軽く、収納場所も取らないので持ち運びが便利で、よけいな出っ張りが少ないシンプルなデザインなだけに、水をかけてバシャバシャ洗うだけで汚れを洗い流せるのは助かります。
プロックス ショートブーツラジアルソール PX339
- サイズ:L
- 足サイズ:26~26.5cm
- つま先形状:中丸
- 底:ラジアル
釣りメーカーの専用長靴なのにリーズナブルに変えるのがPX339。
普通の長靴とは違い、ラジアルソールになっているので、船、防波堤、公園とオールマイティーに使えます。
足首くらいのミディアムタイプの長さが最も汎用性が高く使えます。
値段がリーズナブルなので、雨や濡れやすい場所での釣り用にロングも買っておく、といったこともできるのもメリット。
安いからといって、S、M、Lの3サイズしかない、といったこともなく、1cm単位でサイズが選べます。
あまり頻繁につかうわけではないけど、とりあえずの長靴が一足欲しいという場合にはおすすめです。
ダイワ(DAIWA) ダイワスーパーウォームアップブーツ ワイドタイプ (フェルトスパイクソール) WB-3550W
- ブーツ本体には保温性・クッション性の高い極厚クロロプレンを採用。
- フィット感、機動性、履き心地を追求した足型。
- フィット感、ホールド感の高いカップインソールを搭載。
- 屈曲性とグリップ力に優れたキュービックセンサーソール(フェルトスパイクソール)
- 足ズレを抑えるパワーストラップを採用。
WB-3550はフェルトスパイクタイプの長靴。
フェルトソールのグリップ力と、磯場など水や苔で滑りやすい足下でグリップしてくれるスパイクを組み合わせたよくばりソール。
足場が平らでない、磯やテトラで釣りをするならコレ。
また、記事素材の極厚クロロプレンが、高い保湿性と保温性を生み出してくれます。
なので、真夏以外の釣りで、足が冷えてしまう人におすすめです。
また、商品ラインナップにワイドタイプもあるため、足は大きくないけどふくらはぎがデカい人にもおすすめ。
ハンター レインシューズ オリジナルショート メンズ
- プラットフォームの高さ:2cm
- 履き口:38cm/筒丈:26cm(計測サイズ27cm)
- 重さ:870g (片足/27cm)
おしゃれ女子がよく履いているレインブーツで有名な、ハンターのメンズ用アイコンモデル。
とにかく見た目がカッコイイです。
一見オシャレなブーツのように見えるキレイなシルエットで、普段着に合わせても全く違和感がなく馴染みます。
釣り人のファッションがどうしても気に入らなくて、防波堤や公園でおしゃれなオヤジ感を出したい人におすすめ。
魚は釣れませんが、女子が釣れる「可能性」はあります。
プロックス テフロンポリエステルウェダーブーツ(ラジアル) PX338
- カラー:グリーンベージュ
- サイズ:L
- 足サイズ:26~26.5cm
- ソール:ラジアル
リーズナブルなプロックス長靴のウェダータイプ。
プロックスのPX339と同様、ラジアルソールでオールマイティーに使う事ができてリーズナブルな釣り長靴。
膝下の長さでコードロックが付いているので、長ズボンでの釣行でも裾が濡れません。
サーフや、波を被りやすい場所、水に入る事があるならこの製品がおすすめです。
サンダル派ならKEEN(キーン) newport2
- ソールの厚さ:2.5cm
夏に近場の堤防や公園でチョイ釣り、ということであれば、サンダルで出かけたく事もあると思います。
ただ、便所サンダルで釣りに行くととにかく滑ります。
そこでおすすめなサンダルが、KEENのNewport2。
KEENのソールは船でも防波堤でも抜群のグリップ力があり、厚底のNewport2なら徒歩での移動もラクラク。
また、つま先をブ厚いゴムでカバーしているので、足場が危ない地磯やテトラでもケガの心配なく移動できます。
夏のチョイ釣りにはおすすめです。
釣りの長靴は釣りに合わせて選ぶ
釣りの長靴はたくさんあるんので選ぶのに迷ってしまうと思います。
個人的には、
- 釣りをする場所
- 場所にあわせたソール
で選んでいます。
見た目や値段で選びたくなるところですが、釣りには釣りの長靴。
釣り用と言うことだけあって、ソールや快適性、機能性をよく考えて作られています。
長靴はヘビーデューティーに使えるフットウェアなので、持っておくととても便利。
「とりあえず長靴で。」
という感覚で
- 雨が降っても
- 汚れても
- 滑りやすそうでも
- 根掛かりや魚の取り込みで海中に入る必要があっても
長靴なら気軽に使えるのがいちばんのメリットです。