釣りに必須のクーラーボックスですが、長く使っているとどうしてもストレスが溜まるのが、
- 冷えない
- 溶ける
- 重い
といったこと。
特に夏場の炎天下などでは飲み物がぬるくなったり、氷が溶けてしまうのは仕方が無いと考えていませんか?
持ち帰りたい魚が傷んでしまったり、せっかく持って行った飲み物がぬるくなってしまうと釣りの楽しみも半減してしまいます。
そこで、保冷性能が評判の、6面真空ウレタンパネルのダイワ プロバイザートランク。HD ZSS 3500をチェックしていいきます。
ダイワのクーラーボックスはとにかく冷える
ダイワのクーラーボックスは保冷力の評価が高く、人気があります。
釣りの過酷な状況でもしっかり証明しているダイワのクーラーは、釣りはもちろん、キャンプなどでも重宝されるクーラーボックス。
その中でも最強の保冷力を誇るプロバイザートランクHD なら、ほぼ間違いなく今使っているクーラーボックスよりも高い保冷力があります。
値段が高いので少し躊躇してしまうかもしれませんが、
- 飲み物をキンキンにキープしたい
- 釣った魚を可能な限り鮮度良く持ち帰りたい
と思っているなら、投資する価値は十分です。
真空パネルはキンキンに冷える
ではなぜ、プロバイザートランクHD ZSSが圧倒的な保冷力があるかというと、その理由は「真空パネル」。
真空パネルとはクーラーボックス表面とウレタン断熱材の間に配置されている真ん中が真空になっている断熱パネル。
サーモスや象印の水筒を使ったことがあるとイメージしやすいと思いますが、空気の層を作る事で熱を通さなくするしくみ。
この技術は高級冷蔵庫や住宅などでも使われていて、圧倒的な断熱力、保冷力があります。
6面全部真空パネルだとどうなる?
ダイワのモデルの中でも保冷力の評判が高いクーラーボックスは、ウレタン断熱材、もしくはウレタン断熱材+真空パネルが使われています。
その中でも、プロバイザートランクHD ZSSはクーラーボックスの6面全面が真空パネル。
こうなるともはや冷蔵庫スペックです。
一般的なスチロール製の断熱材と比べると真空パネルは約10倍。
それが6面全面なので、保冷力がものすごく上がるのが想像できると思います。
冷やしたい人?それともぬるくても大丈夫な人?
とはいっても、6面全面真空パネルのプロバイザートランクHD ZSSが誰にでも必要かと言われればそうではありません。
- 持ち帰る魚の鮮度を限界まで上げたい人
- 飲み物をキンキンに冷やしたい人
であれば、釣り場が防波堤でも船でも、間違いなくおすすめ。
一方、2-3時間のチョイ釣り程度の釣行が多いのであれば、クーラーボックスにここまでの性能は必要ありません。
プロバイザートランクHD ZSSを購入前に考えておくこと
保冷力が最強の高性能だからといって、何も考えずに買ってしまうのはおすすめしません。
実際に購入する前に、いくつかのポイントを考慮しておく必要があります。
- 大きさ – 車のトランクや家で収納できるスペースはあるか?
- 真空パネルの数 – 6面全面の保冷力は必要か?1面でも大丈夫ではないか?
- キャスター – キャスターでの移動は問題ないか?
- 竿立て – 竿立てなどの付属品は付けるか?つけるならどこに付けるか?
実際に購入してみたら「大きすぎた!」「氷を入れたら持てない!」といった事も十分考えられます。
最低でも、これらの項目は購入前に考えておく必要があります。
プロバイザートランクHD ZSS
プロバイザートランクHD ZSSの詳細を見ていきましょう。
保冷力文句なしのクーラーボックス
プロバイザートランクHD ZSS は6面の真空パネル+保冷力に定評のあるDAIWAのクーラーボックス。
釣った魚を最高に新鮮な状態で持ち帰ることができるだけでなく、真夏でもキンキンに冷えた飲み物が飲めるのは最高に幸せです。
真空6面のクーラーボックスは他にもあるが、
プロバイザートランクHD ZSS以前にも6面真空のクーラーボックスはありました。
また、シマノからも6面真空のクーラーボックスは発売されています。
ただし、
- 6面真空
- ダイワの保冷力
- キャスター付き
となると、プロバイザートランクHD ZSSが唯一の選択肢となります。
大雑把、車の人に向いてる – コンパクトな人には向いてない
プロバイザートランクHD ZSSが向いてるのは、
- 移動手段が車
- 重い荷物を持ち上げるのが苦痛
- 大雑把
といった人。
35リットルのサイズは長辺(長い方)が71.5cmあるので、移動手段が車でないと持ち運びがタイヘンです。
氷や海水を入れるとかなりの重さになるのですが、キャスターが付いてるのでコロコロ引っ張れるのがかなりラク。
なので、大きさを気にせずに何でもボンボン入れておきたい大雑把な人にはピッタリです。
一方、
- 2-30cm程度の魚しか持ち帰らない
- 移動手段が車以外
- とにかく荷物はコンパクトに収めたい
といった人には不向きなクーラーボックスです。
プロバイザートランクHD ZSSの良いところ
- とにかく冷える – (KEEP 127)
- キャスターが付いてる – 持ち運びがラク
- 竿立てを付けても安定する
- 座ると安定感が抜群に良い
- デカいので何でも放り込んでおけばOK
- 両面開きが便利
プロバイザートランクHD ZSSの悪い所
- 大きいので収納がタイヘン
- 大きいので乗り合いで釣りに行くと若干気を遣う
- 値段が高いので傷が付くと少しヘコむ
プラバイザートランクHD ZSSの特徴と機能
- 座れるマッスルボディ – サイズが大きいので、安定して座れることができ、長時間座っても疲れません
- 両面開きのリフトアップオープンシステム – 左右どちらからでも上フタを開けられるので開閉がラク
- 容量35L、内寸55cmで大型魚にも対応 – 60-70cmの大型魚も問題無く持ち帰れます
- 収納可能なサイドハンドルと静音キャスター付き – 長距離の移動でもコロコロ引っ張るだけなのでラク
- 上フタを固定できるサイドロック – 運搬する際にはサイドロックが掛けられるので誤って開くことがありません
- カンタンに開閉可能な水栓 – 水抜きも指2本でOK
- 滑り止めの「ふんばるマン」付き – 船上でも滑らず、濡れた地面でも安定して置けます
- 本体内部に消臭剤を配合 – 魚の臭いが残りにくいので手入れやメンテナンスがラク
- クーラーにぴったりフィットする防水ケース付き – 弁当や小物を別にしてクーラーに入れておけるので簡易道具入れとしても使えます
プロバイザートランクHD ZSSのネットの評判と口コミ
amazonや楽天といったECサイト、個人のブログなどから購入の際に参考になりそうな口コミを集めてみました。
最高です❗️2700ではちょっと小さいから3500を選びました。
デザインも良くめっちゃ気に入ってます❗️クーラーボックスは断然ダイワです、シマノも持っていますが同じ6面真空ですがシマノはボックスが結露しますがダイワはしません❗️ダイワの方が絶対です❗️
出典:楽天
プロバイザートランクHD ZSSの代わりになるクーラーボックス
ライトトランクα ZSS 3200 – 最新
ダイワのクーラーボックス、ライトトランクの最新製品。
容量は3ℓ少ないが、内寸56.5、内寸55とサイズは十分。
どうせ買うなら最新のクーラーボックス!という人にはコレ。
プロバイザートランクHD GU 3500 – バリュー
プロバイザーHDシリーズの廉価版。
真空パネルなしのウレタンクーラーだが、普通のクーラーに比べれば十分な保冷力。
座れる、コロコロ、両開き、ワンハンドオープン便利な機能は揃っている。
安く済ませたいけど、コロコロ付きの大きなクーラー欲しい人におすすめ。
SPA-ZA PREMIUM 350 キャスター付[スペーザ プレミアム]
プロバイザートランクHD ZSSのシマノ版。
機能、スペックはほぼ変わりないが、正直に言えばクーラーボックスとしての性能はDaiwaが一枚上手。
どうしてもシマノで揃えたい!という人の選択肢はコレ。
まとめ
釣りは趣味なので、少しでも楽しく、ラクに遊びたいものです。
- もっと冷やしたい
- もっと大きく、たくさんの魚を持ち帰りたい
- キャスター付きのクーラーボックスが欲しい
高い買い物にはなりますが、間違いなく失敗しないのがプロバイザートランクHD ZSSです。
発売当時よりもかなり手頃に買えるようになっているので、定期的にチェックしてみることをおすすめします。